昨日、楽しかったディズニーランドを書いていて思い出したのは、同じく楽しかった3月にあった同期会。短大を卒業してすぐ入社した会社で、同期は男女合わせて20人弱。30年ぶりに会う人もいる中、あまりにも久しぶりなので、順番に近況をスピーチする方式で、まんべんなく話せるように会は進行しました。若い時に同じときを過ごした仲間というのはストレートに意見を言い合える友。猫と一緒に暮らしている、と我が家のもん太を見せたら、一目見て「高そうな猫!」とだけ言われて、「かわいい」は他の方の猫への賛辞。そうか、かわいいより高そうなのかと肩をおとしましたが、そんなことを言い合える仲間でよかったです。いえ、ほんとに。
そんな中一人の友人が、「アメリカに行ったよね。良かったよね。」と声をかけてきました。そう、会社の先輩2人と同期のその友人と4人で30年ほど前に1週間会社を休んでアメリカに行きました。サンフランシスコ、フロリダ、キーウェスト、ニューオリンズ、フロリダのディズニーワールド、ニューヨーク。今考えても、絶妙なコースです。私は英語のできるみんなの陰に隠れて観るもの、なすこと、全て楽しい楽しい、だっただけなのですが、実はその時に、友人はホテルのフロントの対応にカチンときて、英語でけんかできるようになってみせる!と思い会社を辞めてカナダに留学し、その後航空会社に勤め20年以上たった今でも働いていると伝えてきたのです。私は友だちの人生の貴重な岐路に立ち会えていたのだなと感慨深いものがありました。友人と体験を共有するというのは人生にとって欠かせないスパイスです。人生後半ではありますが、今後も様々な人と様々な時間を共有したいものです。