
今日は大みそか。 一年の終わりに、少しだけ振り返ってみようと思う。
プライベートでは、もん太の一年だった。
ちょうど去年の今頃から、がくんと食欲が落ちて、 もうだめかもしれない…と思った日もあった。 でも、少し持ち直したり、また弱ったりを繰り返しながら、 少しずつ、遠くへ旅立っていった。
病院が大嫌いな子だったから、 私一人で病院に行って、先生に状況を伝えて、 薬や点滴をもらって帰る日々。
2011年1月19日 - 2025年9月7日(寂)
子猫のころから、成猫、シニア、そして最期まで。 一匹の猫の一生を見届けるという、かけがえのない体験をさせてもらった。
そんなとき、「うちの子を色鉛筆画で残す」という教室を見つけて、 私の手でもん太を描きたいと思い、入会した。
でも、もともと習っていた色鉛筆画とはやり方が違っていて、 なじむのに時間がかかり、正直とても苦労した。
そんな中、同じ教室の仲間とマルシェに出ることに。 介護をしながらの準備は大変だったけれど、 あの時間があったからこそ、私は悲しみを乗り越えられた。 そう言っても、きっと言いすぎではない。
仕事では、7年間続けた営業系事務から、 社内異動で人事系の一般事務へ。
今年、還暦を迎えて、 新しい仕事に慣れられるか不安もあったけれど、 去年取得したキャリアコンサルタントの資格が、 少しだけ背中を押してくれた。
もちろん、知識がそのまま通用したわけではなく、 覚えることは山ほどあったけれど、 興味がある分野だったから、仕事自体が楽しかった。
上司が業務分担を考えるときに、 「キャリアコンサルタントだから、興味があるかと思って」と 配慮してくれたこともあって、 ありがたくて、感謝しかない。
オンもオフも、変化の一年。
生まれて、苦労して、 一回りして、 ここから先は、神様が与えてくれたご褒美の時間だと思っている。
今年お世話になったすべての方々に、心からの感謝を。 そして、来年もどうぞよろしくお願いいたします。

















