
「ワクワクする人生を!」
その言葉に出会ったのは、数年前、能登を旅したとき。 静かな神社の境内で、ふと目にとまった一枚の絵馬に書かれていた言葉だった。
誰が書いたのかもわからない。 でもその一言が、私の心にすっと入り込んできた。 あ、これだ。 それ以来、「ワクワクする人生を!」は、私の選択の基準になった。
この冬、私はまたひとつの選択を前に立ち止まっていた。 今やっていることを、このまま続けるかどうか。 迷いながら、ふと考えた。
「私がこれまで一番ワクワクしたのは、どんなときだったっけ?」
思い出したのは、3つの出来事。
どれも、誰かと一緒に何かを創り上げた時間だった。 マルシェに出店した日。 夕食を囲んで「おいしいね」と笑い合った夜。 何かが腑に落ちて、点と点がつながった瞬間。
そこに共通していたのは、 共創、つながり、承認、貢献、実感、創造、探求、理解。
なるほど。 私の“ワクワク”には、こうした要素があるんだ。
そう考えると、今悩んでいることは、 その一部には触れているけれど、 大切にしたい他の部分とは、少しずれている気がした。
健康寿命を考えれば、これからの時間はとても貴重。 だからこそ、“続ける”より“見送る”という選択も、 ワクワクに近づくための一歩かもしれない。
大掃除の途中、ふと手に取った一枚のパンフレット。 以前もらって、なぜか捨てられなかったスクールの案内。 「これは残しておこう」と思った、あのときの自分の気持ちが、 今になって、そっと背中を押してくれた。
この先に、私のワクワクがあるかもしれない。 そう思ったら、少しずつ動きたくなった。
さらに、先日取り寄せていた大学の科目履修生の案内を見返してみた。 そのスクールに活かせそうな科目が、ちゃんとあった。 色彩学。 色の合わせ方を学ぶことは、私の表現の幅を広げてくれる気がする。
年間スケジュールを立てて、コストも計算。 旅行費用として取っていた予算は、JALモバイルで JALの「どこかにマイル」を使えば、ぐっと抑えられる。 これなら、やれる。
あとは、初詣に行って、 今年の願いを絵馬に書いてこよう。
「ワクワクする人生を!」 あのときの絵馬の言葉を、 今度は私が、誰かの心に届けられたらいいな。

















