
会社員としての人生を振り返ると、 「この人に出会えてよかった」と思える上司が何人かいます。
今日はその中でも、特に印象深かった一人目の上司について書いてみようと思います。
🎒 ホワイトボードを背負った上司
その方は、いつもホワイトボードを持ち歩いている方でした。
あの大きなボード、あれを人と話すときには必ず準備し、 部下との会話の中で、すぐに図を描いて話を整理するのが得意な方だったんです。
🗣️「君の言いたいことは…」「僕が言いたいことは…」
部下の話をじっくり聞いたあと、 「君の言いたいことは、こういうことかな?」と、
ホワイトボードに図を描きながら確認してくれる。
そして「僕が言いたいのは、こういうことなんだ」と、 また別の色で線を引きながら説明してくれる。
そのやりとりがとてもわかりやすくて、 “話が通じる”という安心感が、チーム全体に広がっていました。
📈 話が通じる人は、話を“見える化”できる人
その上司はこう言っていました。
「話が通じないのは、聞いている人にも問題があるが、 話している人にも問題がある。」
だからこそ、図にして共有する。 言葉だけでなく、視覚でも伝える。
それが、IT系の会社で“サービス”という目に見えにくいものを扱っていた私たちにとって、 とても大切な姿勢だったのだと思います。
🏆 そして、課長から社長へ
私が見ていた数年の間に、
その方は課長から部長へ、そして社長にまで上り詰めました。
でも、どんなに立場が変わっても、 ホワイトボードを背負う姿勢は変わらなかったように思います。
🍄 最後にひとこと
「伝える」とは、「話す」ことではなく「伝わる」こと。 そのために、相手の言葉を受け取り、自分の考えを見える形にする。
そんな姿勢を、私はこの上司から学びました。
そして今も、 「話が通じないときは、図にしてみよう」 そんなふうに思い出すことがあります。

















