
今日は朝から、大掃除の合間を縫って、 近所の野菜直売所へ足を運んだ。
手に取ったのは、葉つきの大根、白菜、ねぎ、そして柑橘類。 どれも土の香りがして、まだ朝の冷たい空気をまとっている。 里芋も買いたかったけれど、 ちょうど私の前で売り切れてしまった。 でも、それもまた、なんだか自然な流れのように思えた。
家に帰って、パソコンを開く。 大根のレシピを探しながら、 白菜の外側の葉も無駄にしない工夫を調べる。 レシピのひとつひとつに、 誰かの暮らしの知恵と、やさしさが詰まっている気がして、 それを受け取る時間が、なんとも豊かだった。
こういう時間が、私は好きだ。 静かで、穏やかで、
何かを「得る」よりも、「感じる」ことが中心にあるような時間。
そして、こうした日々を送れることが、 どれほど貴重で、どれほどありがたいことか、 私はちゃんとわかっているつもりだ。
だからこそ、 この静けさを、大切に、大切に抱きしめながら、 今日という一日を、そっとしまっておこうと思う。
🥬 冬の恵みがくれる、やさしい栄養
大根(根の部分)
- 消化酵素(ジアスターゼ)が豊富で、胃もたれや胸やけをやわらげてくれる
- ビタミンCも含まれていて、風邪予防や美肌づくりにもひと役
- 水分が多く、体の熱を冷ます作用もあるので、煮物で温めてバランスをとるのが◎
大根の葉
- 実は根よりも栄養価が高く、βカロテン、カルシウム、鉄分、ビタミンCがぎゅっと詰まっている
- 骨や免疫、貧血予防にも役立つ、まさに“食べる緑の薬箱”
- ごま油で炒めたり、ふりかけにしたりして、無駄なくいただきたい
白菜
- 約95%が水分で、低カロリーで食物繊維が豊富
- カリウムが多く、体内の余分な塩分を排出してくれる
- ビタミンCや葉酸も含まれ、風邪予防や疲労回復、貧血対策にも◎
- 外葉には特に栄養が多く含まれているので、捨てずに活用するのが正解















