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「勉強する理由は、ずっと後になって咲く」

学生の頃、よく思っていました。 「なんで勉強しなきゃいけないの?」 一夜漬けで覚えたことなんて、1週間もすれば忘れてしまう。 それなのに、その“瞬間風速”の成績で順位が決まる。 意味なんてないじゃん…って。

でも、社会人になって何十年も経った今、 ようやくその問いの答えが、少しずつ見えてきた気がします。

🌱 勉強は「考える力」を育てる土壌

勉強とは、単に知識を詰め込むことではなく、「問題に対して、自分なりの答えを考える力」を育てる訓練だったのかもしれません。

  • 社会で語られる言葉の背景や意図、感情を読み取る力
  • 他者の意見を受け止め、自分なりの解釈を得る力
  • 一人で考える時間と、誰かと協力して答えを導く姿勢

それらはすべて、学生時代に繰り返した「問いと向き合う時間」の中で、 少しずつ育まれていたのだと思います。

🔄 問いの循環に気づく

そして最近、もうひとつの気づきがありました。 それは、「問いに答える」だけではなく、「問いを生み出す」ことの大切さです。

誰かから投げかけられた問いに答えられるようになったあと、 今度は自分自身が問いを作り、その問いに向き合って考える。 そうして、考えることの循環が生まれる。

この循環こそが、 自分の思考を深め、世界との関わり方を豊かにしてくれるのだと気づいたのです。

🌸 腑に落ちる、その瞬間のよろこび

そして何より大切なのは、 自分がたどり着いた答えに、自分なりに納得すること。 その「腑に落ちる」感覚こそが、 考えることの楽しさにつながっているのだと、今なら思えるのです。

もちろん、人によってはその境地にすぐに至る人もいるし、 学生時代のうちに気づけないまま終わる人もいるかもしれない。 でも、それでもいい。 問い続ける姿勢こそが、人生の中で静かに花開く力になるのだから。

勉強の意味は、すぐには見えない。 でも、何十年後にふとした瞬間に、 「そうか、あれはこのためだったんだ」と気づくことがある。

それはまるで、雨の日に土の中で静かに育ったきのこが、 ある朝、ひょっこり顔を出すようなものかもしれません🍄

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