
1. はじまり:百か日という節目
今日は、もん太の百か日。 特別なことはしなかったけれど、 お花は絶やさず、お線香もあげている。 ただ、それをしているのは主人で、私はまだできずにいる。
2. お線香をあげられない理由
私がそれをすると、本当にいなくなってしまったようで、 どうしても怖くなってしまう。 まだ、心のどこかで「もんちゃんはそこにいる」と思っていたいのかもしれない。
3. 地震のときの気づき
この間、主人と外にいるときに地震があって、 思わず「もんちゃん大丈夫かな」と口にしてしまった。 そのあとで、「あ、もういないんだった」と気づいて、 自分の中でまだ向き合いきれていないことを知った。
4. もん太の思い出
子猫の頃は本当に無邪気で、よく甘えてきた。 私が体調を崩したときからは、 まるで私を守るようにそばにいてくれた。 そして、自分が弱ってきたときには、 「もうその役目は終わりだよ」と言うように、 少しずつ私から離れていった気がする。
5. おわりに:また会おうね
きっと、もんちゃんは自分の旅立ちを受け入れて、 私が悲しまないようにと、そっと準備してくれていたんだと思う。 そう信じられるほど空気を読む子だったから。 でも、いえ、だから、やっぱり寂しい。 また会おうね、もんちゃん。
















