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医療費控除は分担でラクに。マイナポータルで広がる申告の森

今年は副業の青色申告をする予定。 でも、家族の医療費控除も気になっていた。 自分の分も含めて、家族全員の医療費を合算して申告したいけれど、 青色申告と医療費控除を両方やるのはちょっと大変…。

そこで思いついたのが、「医療費控除は主人が申告する」方法。 調べてみると、これが意外と合理的だった。

🌿 医療費控除は家族分をまとめて申告できる

医療費控除は、生計を一にする家族の分を1人がまとめて申告できる制度

誰が支払ったかではなく、「誰のための医療費か」がポイントになる。 だから、私が支払った医療費も、主人が申告してOK。

しかも、マイナポータルの代理人登録を使えば、 私の医療費通知も主人の申告画面に自動で取り込める。 手入力の手間が減って、申告がぐっとラクになる。

🍄 還付額の目安:年収600万円・医療費30万円の場合では、実際にどれくらいの還付があるのか? ざっくりと試算してみた(我が家の実例ではありません)。

医療費控除の対象額:30万円 − 10万円(※)= 20万円  ※医療費控除は「総所得の5%」または「10万円」

主人の年収:600万円

給与所得控除後の所得:約430万円

医療費合計:30万円

医療費控除の対象額:30万円 − 10万円(※)= 20万円  ※医療費控除は「総所得の5%」または「10万円」のいずれか高い方を差し引く

→ 所得税率は約15%〜20%と仮定すると、 20万円 × 15〜20% = 約30,000〜40,000円の還付が見込まれる。

※住民税にも控除が反映されるため、翌年の住民税が少し軽くなる可能性も。

🌱 医療費30万円って、実はよくあること?

家族全員分を合算すると、 歯科治療、通院、薬代、交通費などが重なって30万円くらいになることは十分ありえる。 特に、治療目的の歯列矯正や入院がある年は、もっと超えることも。

だからこそ、申告しないともったいない。 制度を知って、使って、暮らしに活かす。 それもまた、私の「描く世界」の一部なのかもしれない。

📝 注意書き:保険金が支払われた場合の医療費控除

医療費控除を申告するときは、 入院給付金や手術給付金など、医療費に対して支払われた保険金がある場合、 その金額を医療費の合計から差し引いて申告する必要があるよ。

たとえば:

  • 入院費が10万円
  • 保険から5万円の給付金が支払われた場合 → 医療費控除の対象は「10万円 − 5万円 = 5万円」※ただし、見舞金や慰謝料など、医療費に直接関係しない給付金は差し引かなくてOK
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