
今、61歳です。
人生の折り返し地点だと思っていた頃から、ずいぶん時間が経ちました。
春になると、ふと考えることがあります。
「あと何回、桜を見られるのだろう」
父は64歳でがんのために亡くなりました。
大手企業グループで長年勤め上げ、グループ会社の社長に就任したその直後、体調を崩したのです。
これからようやく自分のやりたいことができる。 そんな未来を思い描いていたであろう矢先の出来事でした。
娘として、とても残念でした。
振り返ってみると、今の私は、父が体調を崩した頃の年齢に差しかかっています。
そして気づいたのです。
私もまた、「これから」の年齢なのだと。
だからこそ、やりたいことや行きたい場所に後悔を残したくありません。
65歳までに行きたい場所へ行く。
65歳になったら猫を迎える。
迎えたら、思いきりかわいがる。
そして、その猫のために85歳まで元気でいる。
そんな人生計画を立てています。
だから、今加入している医療保険やがん保険は85歳で終えるつもりです。
その後、もし病気になったとしても、延命治療より緩和ケアを選びたいと考えています。
85歳まで、あと24年。
余命24年と決めつけているわけではありません。
ただ、自分の人生を逆算して考えるための目安です。
残された時間を数えるのではなく、その時間をどう使うかを考えたい。
あと24年。
その時間を、思いきり楽しみながら生きていこうと思います。

















