
一昨日「信頼」について書いた流れで、今日は「respect」について考えてみた。
同じ“respect”という言葉でも、 使われる場面によって意味が少し違う。
芸能人同士が 「〇〇さんをrespectしています」 と言うとき、それは 尊敬している という意味だと思う。
一方で、会社の理念や行動指針に 「respect」という言葉が出てくることがある。 特にITサービス系の企業でよく見かける気がする。
この場合のrespectは、 尊重する という意味に近いと感じている。
IT業界は進化がとても早い。 だから、年次や役職が上だからといって、 常にその人が一番正しいとは限らない。
むしろ、あとから入ってきた人が より高度な技術や新しい考え方を持っていることもある。 だからこそ、 よりよい技や考え方を持つ人の意見を尊重する という姿勢が大切になる。
そしてもうひとつ大事なのは、 現場でお客様の声を直接聞いている人の見識。
会社のピラミッド構造では、 現場はどうしても“下の層”に位置づけられがち。 でも、実際には 経営にとって最前線の情報を持っているのは現場の人たち なんだと思う。
その声をどう取り込むか。 それが会社の姿勢に表れる。
こうして考えると、 “respect”には大きく二つの意味がある。
- 人としての尊敬
- 意見や立場を尊重する姿勢
この二つは、私自身の信条にも深く根付いている。
誰かを尊敬する気持ちも、 誰かの意見を尊重する姿勢も、 どちらも「誠実さ」から生まれるものだと思う。
そして、誠実さは信頼につながり、 信頼は安心につながる。
そんなことを、今日は静かに考えていた。



















