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オーストラリア旅行記②

オーストラリア旅行全6日のうち、初日と最終日は移動日だったため、実質的な観光日程は4日間でした。

大きく分けると、前半2日間は西オーストラリアの雄大な自然景観を巡り、後半2日間は動物たちとの触れ合いを楽しむ旅でした。

西オーストラリア州は日本の国土の約7倍もの広さがあります。その広大な土地に住む人は約300万人。その多くが州都パースに集中しているそうです。

前半2日間はパースから観光地へ向かいましたが、初日は片道約4時間のバス移動でした。

添乗員さんから「トイレ休憩は2時間ごとです」と説明を受けたので、休憩場所に着くたびに欠かさずトイレへ。しかし、走り出してみるとその理由がよくわかりました。

道中には建物も電灯もほとんどありません。広大な草原や小麦畑、林がどこまでも続いているのです。

道路脇の標識には、カンガルーやエミューの飛び出し注意のマークが描かれていました。カンガルーは夕暮れ時に活発になるそうで、車のライトに引き寄せられてしまうため、悲しい事故も少なくないとのこと。万が一はねてしまった場合には、お腹の袋に子どもがいないか確認するのだそうです。

そんな広大な土地の中で、いくつかの観光スポットを訪れました。

マルカの洞窟、カバのあくび岩、そしてウェーブロック。名前のとおり、どれも岩が主役です。

中でもウェーブロックは高さ約15メートル、全長約100メートルというダイナミックな岩。その上に立つと大平原が一望でき、オーストラリアのスケールの大きさを肌で感じることができました。

2日目はナンバン国立公園へ。

ランセリン砂丘、ピナクルズ、そしてインド洋のビーチを巡りました。

ランセリン砂丘では、子どもたちが無免許でバギーを運転していて、見ているこちらがハラハラしたのを覚えています。

肝心の砂丘は、バスを降りてからゴツゴツした足場の悪い道を200~300メートルほど歩いた先にありました。真っ白な砂が広がり景色は素晴らしいのですが、とにかく風が強い。そして南半球なので暖かいと思い込んでいたのですが、予想以上に寒い。早々にバスへ引き返しました。

ピナクルズでは夕景鑑賞まで少し時間があったため、近くのビーチにも立ち寄りました。

白い砂浜と鮮やかなインド洋のブルー。その美しさに見とれていると、一匹の犬がリードなしでこちらへやって来ました。

同行していた添乗員さんは動物飼育のプロだったので自然に犬をなでていましたが、飼い主さんは後からのんびり歩いてきて、リードを付けてそのまま去っていきました。

日本ではなかなか見ない光景ですが、どこかオーストラリアのゆったりした空気を感じた出来事でした。

そして、いよいよピナクルズ。

広大な敷地に無数の奇岩がそびえ立つ景色は異世界そのもの。写真撮影に最適な場所へ案内していただき、日が沈むのを待ちました。

完全な日没には至りませんでしたが、それでも十分に美しい夕景を見ることができました。ツアー参加者の中には「今回の旅行で一番良かったのはピナクルズ」と話される方もいました。

私も、この夕景を見ることができただけでも来た価値があったと思います。

ただし周辺には電灯がひとつもありません。

「日が暮れたら真っ暗だね」

そんな話をしながら駐車場へ向かう足は、自然と少し早くなっていました。

今となっては、その時のことも良い思い出です。

オーストラリア旅行記、まだまだ続きます。

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