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四十九日

10/25は愛猫もん太の四十九日でした。

外は雨。

午前中やらなければならないことを済ませて、午後から11月1日に出展するマルシェの準備にかかりっきりでした。

昨日の夜から紅茶を水出しにして冷蔵庫に入れていたので、それを飲みながら、です

(今日のために先日タリーズの紅茶ティーバッグを安くまとめ買いしていました)。

部屋を暖かくしてもんちゃんの写真に囲まれて作業を進める中でもんちゃんの思い出を自然にたどっていました。

介護生活は14歳になる直前の今年の年始からでした。

食欲が落ち、グルーミングもほとんどせず、寝ている時間が増えました。

すぐに病院に連れて行くと、年なりに腎臓が悪いのと肝臓に大きな影があると告げられました。

あまりに調子が悪くこのまま亡くなってしまうのではと思うのと裏腹に服薬で少し調子を取り戻しました。

その後は何とか低空飛行で保っていたので、このまま病気とうまくつきあっていけるのではと思っていました。

昨日老蘇層に食べられたカリカリが今日は食べられなくなり、スープに、翌日はそのスープが飲めなくなり、代わりに缶詰に、と日一日食べられるものが変わっていく。

様子を見ながら数日ごとにホームセンターに通ってはごはんを買い、様子を見ては病院に単身向かい、先生に相談して薬を処方してもらう生活が9か月続きました。

私はごはんを買ってあげられるのが嬉しかった。

これなら食べられるかな、と少しでも役に立てることが嬉しかった。

また、長毛なので、お腹が緩いとお尻を汚してしまったので、その際はシャワーに入れてあげました。実はもん太、結構お風呂に関心が高く、暖かいお湯がふんわりお尻にあたるのはおそらく本人気持ちよかったと思います。いつまでも浴びていました。浴び終わって、タオルを膝の上にひいて抱っこするとこれまたいつまでも膝から降りませんでした。

お風呂の時間は大切な、大切な時間でした。

今思い出すと、元気のない期間が長かったので、元気で平気で玄関前につけた柵を軽々飛び越えていたあの姿はうっすら霧の向こうの記憶となりました。

つらかったね。よくがんばったね。 私たちはいつまでも貴方のことを思っているよ。

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